ハンチントン病

ハンチントン病とは

 ハンチントン病とは、大脳中心部にある線状体尾状核の神経細胞が変性・脱落することにより進行性の不随意運動、認識力低下、情動障害等の症状が現れる常染色体優性遺伝病。日本では特定疾患に認定された指定難病である。

治療

 遺伝性疾患の為に、根本的な治療法や進行を防止する治療法は現在のところ確立されていない。ハンチントン病は「ハンチンチン」と呼ばれる特定タンパク質の変異によって起こる病であるが、近年そのハンチンチンの集成を遅らせる「コンゴレッド」と言われる物質が明らかになっている。 しかし、その「コンゴレッド」のままでは使用することが出来ず、更なる改良が待たれている状況である。 仮にこの物質が利用できるようになると神経障害の度外が低くなったり、また病状の進行を遅らせることが出来ると考えられている。他には胆汁から抽出した物質が持つ神経機能防護作用の利用や胎児の脳細胞を移植する治療法が提案されている。